「アネラ」とは、ハワイ語で「天使」を意味します。
Just be yourself.
（自分らしく、個性を生かして輝く）

●安全で安心できる環境を提供します
子どもひとりひとりの特徴を把握し、必要な配慮・対策をした上で安全に利用していただきます。
子どもが安心して集中できる環境を作り、子どもの成長を最大限に促します。

● ありのままを受け入れ、その子らしさを伸ばします
子どもの想いを認め、受け入れることで、子どもの可能性を高めます。
「できた！」という達成感や喜びを感じてもらい、次へという意欲につなげます。

● お母さんの想いを受け止め、一緒に考え、サポートします
子どもにとって一番幸せなことはお母さんが笑顔でいられること。
ひとりで頑張らないで、お困り事を一緒に解決していきましょう。

● 子どもの成長を信じ、あきらめない
　子どもはいつも最善を尽くしています。
　子どもを信じていないと見えるものも見えなくなります。

● 愛情豊かに接し、ありのままを受け入れる
　子どもの話をよく聞き、誠実に向き合います。
　子どもが理解できるようになるまで辛抱強く教え、待ちます。

● 子どもの考え・気持ちを尊重する
　子どもの心に寄り添い、受け止めて励まします。
　子どもが自分で考えて行動する自立心を育てます。

● 子どもができること、やりたいことにフォーカスする
　「○○しなくてはいけない」「××するべき」でなく、「△△したいからやる」方がぐんと成長します。
　子どもの持つ特性を生かして伸ばします。

● 比べない
　「人は人、自分は自分」、この世でたったひとつの存在を大事にします。
　「すでにやっていること」「努力していること」を喜び、自尊心を育てます。

● 自分のものさしで子どもを判断しない
　人にはそれぞれ違う考え方や価値観があります。
　思い込み・押し付けを捨て、子どもひとりひとりの違いを尊重します。

私が「アネラ」を立ち上げた理由は大きく分けて3つあります。

　1つめは、幼少期から自分より小さな子が好きだったことです。
高校2年までは保育士になりたいと思っていましたが、結果的に子どもに関わる仕事には就きませんでした。
今の母体オムニでは12年に渡りシステム営業に携わり、仕事にやりがいはありましたが、40歳を過ぎた頃から
仕事としてでなくても構わないので好きなものに携わる時間を持ちたいと思い始めました。
私自身、子どもを生み育てるという夢は叶いませんでしたが、どこかの誰かの大事なお子さんのために少しでも
役に立てることがないかと考えてきました。

　2つめは、2年ほど前にオムニに入社した社員との出会いです。
PG・SEという人たちの中にはコミュニケーションがうまく取れない人が多くいます。
彼は情報系の大学を卒業し、PGを目指していましたが、就職活動がうまくいかず、他事業部の紹介で
採用することにしました。
社内研修では、指示通りにできなかったり、空気が読めずに周囲をいらだたせる言動があり、
やる気に疑問を感じる者もいました。
それが発達障害というものを勉強するきっかけとなり、彼との接し方を工夫しました。
ちょっとした配慮と工夫で能力を発揮できるようになり、表情も明るくなっていきました。
カーナビソフトの開発経験を積み、現在はCAMソフトという工作機械の加工プログラムを作成するソフト
開発で活躍しています。

3つめは、ボランティアで参加している自閉症の男の子のプレイセラピーの影響です。
押し付けや思い込みを捨てて、まずは彼の世界に参加させてもらい、そこから関係を構築していくという
プロセスにとても共感し、彼が変わっていくのを肌で実感しました。
自分が変われば相手も変わるというここでの体験がアネラのベースに大きな影響を与えてくれました。

最終的には自分で食べていく力（就労）をつける活動に結びつけていかなければこの仕事をやる意味は
ないと思っています。
ご本人が自己肯定感を持てること、ご家族が安心できること、これらを満たせるのは就労です。
少しの配慮と工夫、理解で、働けるのに働けていない人に働いてもらえる場を作りたいというのが最終目標です。

代表　横山　真生